約9000羽のオオヒシクイがいます。ヒシクイとあわせると、約1万3000羽です。(2001年)
(琵琶湖)
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★★ 解説 ★★
2000年度の観察記録では、2001年1月26日に、福島潟(新潟県豊栄市)で5697羽、佐潟(新潟県新潟市)で1543羽、鳥屋野潟(同)で3羽、稲波干拓地(茨城県江戸崎町・桜川村)で50羽、鴨池(石川県加賀市)で62羽、琵琶湖(滋賀県湖北町)で355羽の計7710羽が確認されています。また、約一週間前の2001年1月17日、宮城県内で1085羽がカウントされました。この数は3月の中旬まで殆ど変化がなかったので、ずっと宮城県内にいて他の地域のオオヒシクイと重複して勘定する恐れがないものと考えると、あわせて8795羽となります。
一方のヒシクイは、1998年度に6617羽、1999年度3473羽、2000年度に4416羽を一度にカウントしています(いずれも宮城県古川市の化女沼)。2000年度の集計では、ヒシクイとオオヒシクイ両方で約1万3000羽が日本に飛来し、オオヒシクイはその内の65.7%を占める計算です。
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